昨晩、「危険な関係」千秋楽そして森優貴最後のお別れのセレモニーを終えました。 ふぅー。。 20年毎に同僚ダンサーとして汗を流し、芸術監督就任時から僕の右腕となってカンパニーのバランスを取り全面サポートしてきてくれたクリスチャンマイヤーの別れのスピーチ。 心に響くどころでなく突き刺さるというのには語弊があり、一言一言に僕たちの歴史が込められていた事で心も身体も震えてしまいました。
深く長く、満席だった客席にお辞儀をし顔を上げるとオペラハウスの薄っすらとあたたかい客電の中に4階席までの観客の皆さんが全員起立され笑顔で拍手を送ってくださっている光景を見にした瞬間、その光景に圧倒され動けなくなりました。
しっかりと胸に焼き付けました。
舞台上には技術スタッフがこの夜のために作ってくれた「ありがとう」の垂れ幕。
僕自身が感謝の気持ちでいっぱいなのに、「優貴の仕事に芸術に関われて最高だった、ありがとう。」と声をかけてくれ、観客の方々からは「沢山の贈り物をありがとう」と声をかけて頂き、本当に全ての方々からの愛情と感謝を感じる時間でした。
国境を超えて沢山の人たちに出会え沢山の人たちの記憶に残れた事、沢山の人たちの歴史の一部として存在できること何よりの喜びです。
ダンサー達とは7/7に初日を迎える最後のプロダクションがあるので、「バイバイ」は
まだ1ヶ月先。「まだしないでおこうね」と言いながら、
やはり涙を流してるの見ると強い絆を作り上げれたことに再び感謝で、
悔いのない締めくくりになりました。
新しい章が始まります。
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